本研究会は、1972年に「邦楽育成会」の卒業生を中心に、
(現)大分県芸術文化振興会議の中に創立されました。
初代代表の菊池紅秀より引き継ぎ、
現在は仙波歌月(生田流筑紫会筝曲大師範)が代表を務めております。
この会の目的は「新しい現代音楽を創り奏でる」ことにあります。
設立当時、邦楽では古典が中心であった時代に、
菊池紅秀は藤井凡大先生と共にヴァイオリンやフルートと
共演できるよう和楽器での新奏法を研究し、
先駆的に大分に広めてまいりました。
その意思を引き継ぎ、私、仙波歌月も日々精進しております。
世界的な音楽家である久石譲さんの作品のように、聴くだけで涙が溢れてくるような感動的な旋律、
微妙な音と音の絡み・・・、そういった素晴らしい音楽を、箏という楽器が洋楽器と
コラボレーションすることにより創出し演奏することを目指しています。
大分県現代筝曲研究会は、琴の魅力を広めるため、また琴の美しい音色で
見ていただける人に癒しを与えるため、様々な演奏会に参加しています。
近年では東北大震災の被災地の方へ向けての
気仙沼チャリティーコンサートに参加も致しました。
他にもクリスマスチャリティコンサート等を主催して、練習とお客様の「絆」
の場を築いてきました。
尚、参加は自由となっておりますので、日頃の練習の成果を発揮したい方は
お気軽にご参加ください。
気軽にできる習い事を目指し、お茶や雑談をふまえながら楽しく
アットホームな雰囲気で練習をしています。
普段の練習曲は既存の箏譜(クラシック・ポップス含)ですが、
演奏会では洋楽器と合奏します。
会員の年齢は2歳~70歳。会員には大分で働く保育士さんや
学校の先生がおり、練習中には小さなお子様と遊んでくれます。
また、お子様の習い事としての入会も大歓迎です。